2007年12月16日

バリCOP13会合関連記事

 姉妹ブログ『京都議定書の次のステップはなんだろう』の方で書いた過去記事のリンクを紹介します。

COPMOP3バリ会合が始まりました
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/11978.html

中国提案の登場:読売
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/11984.html

気候ネットワークの日本提案批判
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12001.html

日本政府の方針、本日の化石賞の1,2,3位を受賞
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12016.html

科学者たちのバリ宣言
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12032.html

雑記
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12046.html

第一週の「Eco」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12054.html

バリロードマップの議長案へのNGO提案
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12073.html

第ニ週の「Eco」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12119.html

15日朝8時からのCOP13,AWG会合も待ち続けています
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12158.html

バリロードマップとは
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12163.html

海外の論調
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/12177.html
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2007年12月05日

本日の甘利経済産業大臣発言録・温暖化編

甘利経済産業大臣の閣議後大臣記者会見の概要
http://www.meti.go.jp/speeches/index.html
 から、最近の発言を逆順に掲載しておきます。

●平成19年12月4日(火)
9:40〜9:53
於:参議院別館経済産業省控室
【地球温暖化対策】
Q: いまバリで開催されているCOP13の件ですが、一部の途上国側からポスト京都(注:「ポスト京都」→「次期枠組」と読み替えてください)の枠組みに入る条件といたしまして、先進国側からの技術移転というものを欲しいというような声も挙がっているという報道があるのですが、一方で技術移転という部分では技術が流れてしまうということで、懸念する先進国側の声もあるというところもありますが、この辺の見解についてはいかがでしょうか。

A: 技術移転は省エネ技術移転等をしないと、全体としてのCO2が減らないということと、途上国が参加するメリットを感じない。感じないから減らないということになりますが、その一方で技術は民間のものですから、民間、供給する側にとっては企業の場合によっては死活問題になるわけです。但し、常に最新の技術は開発をしていくと、先進国で普遍的なものになって、途上国でまだ導入されていない技術は移転をしていって、先進国の企業の競争力を棄損するということはないと思います。ただし、そこはビジネスベースで行われるということと、それに絡んで知財保護がきちんとなされないといけない。

 そういう上で行われるのですが、その上で途上国は資金的な余裕がないわけですから、資金メカニズムをつくって、これを促進させるということを整備すれば、全員参加型の取り組みの促進剤になるのではないかと思っています。

Q: 資金メカニズムで日本が提案しているもの、これについて一部報道で、インドネシアで第1号が出るというような報道もあったのですが、日本の資金メカニズムについては、どのように考えていますか。

A: まだ協議中です。それから、このメカニズムは日本一国がやるというのではなくて、先進国が途上国に対してなすべき提案ですから、これは先進国間でも協議をする必要があると思います。インドネシアにそれを実際に実行するという話はまだ聞いておりません。

つづく続きを読む
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2007年10月22日

メルケル独首相の「一つの大気」提案

 ブログ「エコビレッジへの旅」のZENさんが、記事「壮大な温暖化阻止の原則」の中でメルケル独首相が先日発表したポスト2012(注:「ポスト京都」→「次期枠組」と読み替えてください)の骨格提案について詳細に紹介しています。
”メルケル首相によると、最善の方法は、温室効果ガスの排出許容枠を設けたうえで、排出権の取り引きを世界中で行えるようにすべきだという。そして排出権取引の原則はシンプルなもので、人口に比例させて各国の排出許容量を割り当てるべき、と主張している。いたってシンプルな考え方である。主要国トップとして、各国の目標設定のスキームについて明言したのは初めてだと思う。もっとも何年も前から、同じようなことはNGOなどが提案してきたわけだけど。”

 この考え方の倫理的側面については
一つの大気byピーター・シンガー
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/373.html#more
をご覧下さい。

・・ということで、やはりContraction&Convergenceの概念のことを念頭においているのか、もっと近い将来にConvergenceをまずさせることを考えているのかまでは分かりませんが、グローバルな排出権を、人口一人当たりの平等な大気へのアクセス権に基づいて初期配分する、途上国に大半が初期配分された排出権の大部分を先進国が購入して初めて通常の経済活動ができる、という仕組みを出したといえます。

 Contraction&Convergenceの考え方そのものは(シンポリックな)欧州議会でも討議、賛成されるといった動きもあり、欧州の議会人の間では浸透が進んでいた概念かもしれません。

 日本においてはどうでしょうか?驚天動地なものかもしれません。続きを読む
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2007年09月29日

2008年の米大統領選候補は温暖化対策に前向きか?

 27、28の木金曜日に、米国のブッシュ大統領が招聘した大排出国会合がありました。詳細はこちらへ

 国連の下での交渉に米国も参加し、2009年までの妥結を図りたいという点ではブッシュ大統領も譲歩しているようですが、ソフトムードもそこまでで、米国自身は強制力のある削減目標をどんなものも受け入れるつもりはないようです。

 さて、この流れでは2007年末のCOP13&COPMOP3バリ会合においてポスト2012(注:「ポスト京都」→「次期枠組」と読み替えてください)の国際交渉を正式に開始することが可能なように見えます。
それはめでたいことなのですが、その交渉プロセスの中で一番大きな転換点は、どうやら2008年秋の米大統領選となりそうです。

 ということで、NYTimesに、各党の大統領候補の、地球温暖化問題に関する態度表明をまとめたものがありましたのでリンクをしておきます。
Election Guide2008:The Presidential Candidates on Climate Change続きを読む
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2007年09月04日

今週末のAPEC首脳会議はキョウトの葬式になるのか

 こんな記事がありました。
Malaysia cold on 'post-Kyoto' plan
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,22358441-21703,00.html

”日曜日に豪首相のハワード氏は「京都議定書は水に溺れて死んだ」と述べ、彼が今週のAPEC首脳会談をこの地域での先進国途上国の間での新たなコンセンサスを構築する方向に向かわせたいと語った。”
”しかし、マレーシアの貿易相ラフィダ・アジズは昨日、米国とオーストラリアは温室効果ガスの排出量を削減するキョウトの締約国ですらなく、この議論を先導する信頼性に欠ける、と語った。
「気候変動について議論したいのなら、どうか残りの地球共同体と共に気候変動を管理する公約をして欲しい。だからキョウトのフォーラムの外で議論をすることはない」と。”

”これに対してダウナー外相は、アデレード郊外の記者会見場でこう語った。「その大半が途上国であるAPECのような国々を本当にCO2の排出を削減させる努力を行うと約束させることは非常に難しい。キョウトの枠組ではこれらの国のどれもCO2排出を削減するなんの公約もしていない。だから、この会合を、先進国と途上国が共にCO2排出を削減するという貢献をする初めての多国間会合としたいのだ。」”
 モノは言いようですが、そういう綱引きが行われているようです。

追記:
合意には至りそうにない、とハワード首相も期待値を下げています。
John Howard's climate change plan suffers setback
http://www.news.com.au/couriermail/story/0,23739,22358804-952,00.html
オーストラリアも選挙が間近なので成果が欲しかったということのようですね。

APEC Needs to Focus on Trade, Leave Climate Change for the UN
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601080&sid=aAvYxzNqBhaM&refer=asia


コメント:
 もう政権末期の脳死状態だというのに、今週末オーストラリアのAPEC首脳会合に外遊する安倍さん、分かっているんですか。

 マスコミに対して盛んに吹き込んでいるように、日本が国際交渉の中での米国とEUの調整役を自認するのなら、EUがいないこのフォーラムでは自らEUの代弁者となって、米国を中央に引っ張り戻すのが役目なんですよ。
 それに失敗して、共に公約を背負い込みたくない米豪とアジアの途上国がレベルダウンする手打ちをするのを目前で許してしまえば、ポストキョウトの国際交渉の失敗は確実になります。ポストキョウトが死ぬことによってキョウト議定書も本当に水に溺れてしまいます。
 そんなことをしても本当に喜ぶのは近視眼的な日本経団連くらいで、敗者はすべての人類です。

後日記:
京都議定書の次のステップは何だろう の方に、記事をアップしました。
APEC首脳会談は成果なし続きを読む
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2007年09月01日

ウィーンAWG会合の進捗はありやなしや

(一番上に、AWGのたたき台文書の中に記されていた表を紹介しておきます。以前のIPCCでの結論紹介はこちらをご覧ください。
このTable.1がそのグラフとなっています。
やはり究極的な気温上昇限度を2℃台前半に抑える、という目標となっています。先進国についての数字を出した前提条件は明らかではありません。)


 ポスト2012(注:「ポスト京都」→「次期枠組」と読み替えてください)の「交渉」の3トラックのうちの一つ、京都議定書締約国会合COP/MOPの下部機関として作られたAWGですが、8月27〜31日までの第4回目の討議が手詰まりのまま終結しようとしているようです。
AWGの中では先進国が行う京都議定書の次期目標の強化について討議することになっています。
米国とオーストラリアは京都議定書から離脱しているため、ここの議論の参加者ではありません。

Emissions targets debated as U.N. climate talks draw to a close
http://www.usatoday.com/weather/climate/globalwarming/2007-08-31-un-climate-talks_N.htm
”この金曜日、大排出国である日本とロシアを含む5つの先進国は、地球温暖化の最も危険な悪影響を防ぐために、2020年の温室効果ガス排出量を削減する合意草案をブロックしたことで批判を浴びた。
ウィーンで一週間開かれていた、国連気候変動会合の最後の数時間の議論はなお続いている。カナダ、日本、ニュージーランド、ロシア、スイスの五カ国に、2020年には1990年レベルと比べて排出量を25〜4540%削減するという目標を設定することに合意させようという試みが。”

 この削減数値目標が高い、と驚く人もいるかもしれませんが、今年の春、EUがユニラテラルでも2020年に20%削減すると宣言し、国際合意が可能なら30%まで削減することを約束したいという提案を国際社会に対してしていたわけですから、その交渉範囲での合意を図る数値として妥当な最初のたたき台と言えるでしょう。

Industrial nations shy away from stiff 2020 goals
http://ca.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=domesticNews&storyID=2007-08-31T132843Z_01_L30699785_RTRIDST_0_CANADA-CLIMATE-COL.XML&archived=False

Deadlock over 2020 climate goals
http://blayney.yourguide.com.au/detail.asp?class=international%20news&subclass=general&story_id=1045766&category=General&m=&y=


●その後、合意が出来上がった、という報道が入っています。
158 countries agree to 'rough' emissions target
http://www.theherald.co.uk/news/foreign/display.var.1657883.0.0.php

UN climate talks in Vienna end with broad pledges, wobbly language
http://afp.google.com/article/ALeqM5gNHHF4MAmo2gUtJ6KyhfEWAbSM0w
”After hours of talks, the parties to the Kyoto Protocol finally agreed late Friday to recognise the need for industrialized countries to reduce greenhouse gas emissions by 25-40 percent by 2020 compared to 1990 levels.”という数字のようです。
”The Vienna paper only said the Kyoto parties "recognized" the IPCC range and described it as providing "useful initial parameters for the overall level of ambition of further emissions reductions."
The parties "also recognized that achievement of these reduction objectives... would make an important contribution to overall global efforts" to fight climate change.”
ということで、かなりあいまいな文言となってしまっているようです。
 環境NGOの側も(韓国を含む)6カ国の抵抗を批判しながらも、おおむね高い数値が出てきたことに満足しているようです。

Industrial nations agree step to new climate pact
http://ca.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=domesticNews&storyID=2007-08-31T202715Z_01_L30699785_RTRIDST_0_CANADA-CLIMATE-COL.XML
”Nations including Russia, Japan and Canada had objected to the idea of a "guide," reckoning it might end up binding them to make sweeping economic shifts away from fossil fuels, widely seen as a main cause of global warming.”
ということでやはり日本は足を引っ張る役割を担ったようです。しかし、法的拘束力がない枠組を京都の後に作ることは後退以外のなにものでもありません。

Developed Countries Should Cut Emissions 40% by 2020
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=az.1NOPjvd7A&refer=home


地球交渉速報(Earth Negotiation Bulletin)のページはこちら。
http://www.iisd.ca/climate/awg4/

後日記:
環境省からAWG4についての結果の概要と評価が発表されています。
「京都議定書の下での先進国(附属書I国)の更なる約束に関する第4回アドホック・ワーキング・グループ(AWG4)」及び「気候変動に対応するための長期的協力に関する第4回対話」概要と評価 [PDF 22KB]
”2.評価
 先進国、途上国双方の相当数の国から、バリにおいて次期枠組みについての交渉のための正式な場を、長期対話の後継として立ち上げるべきとの意見が出され、これに対する明らかな反対はみられなかった。また、正式な場を立ち上げるべきとの意見を表明した国の中でも、京都議定書第3条9項に基づくAWG 等を含め次期枠組み全体をひとつのトラックとすべき意見(我が方はじめいくつかの先進国)、他方、先進国の約束を議論するトラックと、途上国に関して自主的な取り組みを議論するトラックの2トラックとすべきとの意見(ブラジル等途上国)等の相違もあり、バリにおいては次期枠組みの議論が集中的に行われることが予想される。
 これに対する米国の対応は必ずしもはっきりしていないが、今後米国が主催する主要経済国会合等の動きを経て、米国がどのような態度をとるかが重要となる。
 また、多くの国がそのプロセスは2009年までに終了すべきとの意見を表明した。バリにおいては、上記AWG でもその後のスケジュールを議論する予定となっていることとも重なって、米国の対応を始め、バリにおける議論は複雑かつ重要なものとなろう。
 今回の議論を通じ、これまで結束の固かったG77+中国の中に主要排出国である中印、産油国、小島嶼国、南ア等の間に次期枠組みにおける途上国の責務を巡って差異が見られるようになったことが注目された。
 我が国としては、「美しい星50」に基づき、米、中、印を含む主要排出国を含む実効的な枠組みの構築に向けて各国への二国間の働きかけを引き続き行うこと等を通じて、多国間の議論に積極的に参加するとともに、次期枠組みの検討を行う新たな場の立ち上げにおいて、関係各国の間でリーダーシップを発揮するなどして、バリにおける議論に貢献すべきであろう。”

後日記:環境NGO、WWFの報告が出ています。
バリへ向けて 〜ウィーン会議報告続きを読む
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2007年05月28日

「美しい星50」の3つの懸念と3つの柱−原則論のススメ

 引き続き、安倍首相のスピーチの抜粋と、その各論についてのコメントをつけておきます。

”第1の懸念は、「温室効果ガスの排出削減に取り組むと、経済成長が阻害されるのではないか」ということです。私は、技術の開発や社会生活の改革に、人類の叡智を結集することにより、排出削減を進めながら経済成長を維持することが可能であると考えます。特に、優れた技術を有する我が国は、その両立に大いに貢献することができます。”

 コメント:国が対策のための資金を確保しさえすれば、最悪の場合でも経済は拡大しますよ、対策費用を膨大につぎ込むことで、その分実際の生活の福利向上にはお金が回らなくなるとしてもね。この意味ではそもそもGDPは生活の福利向上の指標ではないことは周知のとおり。
 間違った指標を使っているんだけど、それでもその指標が増加するのならノープロブレムとみなされるでしょう。

 もちろんこういう指標を使い続けていれば、経済成長至上主義者の中には、温暖化や気象災害による損害額分を実際に支出することの方がもっとGDPが拡大するから、温暖化対策はやらない方がましだと言い出す人も出てくるのでしょうが、その段階でなら生活の福利向上とは一体何か、どんな指標を使うべきかという議論が始められるでしょう。


”第2の懸念は、「自国が取組んでも他国が取組まなければ、地球規模での問題解決にならないのではないか」ということです。確かにその通りです。温暖化対策は、世界全体で取り組むべき問題です。世界全体が同じ地球に暮らし、大気を共有しているのです。だからこそ先進国と途上国がともに取り組む仕組みを新たに導入することが不可欠です。”続きを読む
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2007年05月26日

安倍首相が提唱した「Cool Earth 50」

50というのは2050年という意味でしょうか。


日経:首相「温暖化ガス、2050年までに世界で半減」・米中印などに提唱
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070525NTE2INK1524052007.html

”「世界全体の排出量を現状から2050年までに半減する」との長期目標を先進国の首脳で初めて明示。「京都議定書」に代わる国際枠組みへの米国や中国、インドなど主要排出国の参加も提唱した。”

官邸のHPより:国際交流会議「アジアの未来」晩餐会での内閣総理大臣演説
http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/05/24speech.html

 安倍首相はこの長期削減目標の提示で、みんながあっと驚き、パチパチと賞賛が出てくるもの、と期待していたかもしれませんね。もし1年早くこの提案が出てきていたなら、きっとそうなっていたでしょう。

 長期目標の策定という点で、日本の政府が大きな一歩を踏み出してくれた、とべた誉めしたいとこではありますが・・・。
(長期目標の設定については、「5.京都議定書の次のステップは何だろう」と「英国シンクタンクの戦略文書「長期気候目標の設定」」を参照してください。)

 安倍政権が、本当に「全世界が」参加しうる国際的な枠組を提唱しようとする意思があるのなら、Contraction & Convergenceの概念を最初の交渉のためのたたき台としてテーブルに上げるしかないと思います。

 議論の基になる、公正さの倫理学についてはこちらをどうぞ。
「一つの大気byピーター・シンガー」
http://sgw.blog50.fc2.com/blog-entry-93.html続きを読む
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