2008年08月28日

今はもう秋?のゲリラ豪雨が降っているそうですが

 すみませんが、テレビの映像で見て大変だなあとひとごとで思うだけでして、集中豪雨については実感がありません。

後日記:気象庁の報道発表より
「平成20年8月末豪雨について」
で詳細が報告されています。記録的なものでした。


 愛媛・松山では、ここ数日ようやく連続熱帯夜も過ぎ、夜間窓を開けていると明け方には寒いと感じるようにはなりました。
が、石手川ダムが渇水で貯水率50%を切り、取水制限を二次に強化したという状態で、時たまの雨もやっと庭木が枯れない程度のものです。
もっと雨がちゃんと降ってくれないものかなあー。


 ショックなのは、韓国では梅雨の予報を止めてしまうことにしたという話です。
ブログ『しなやかな技術研究会』
韓国では”梅雨”がなくなった
http://greenpost.way-nifty.com/sinaken/2008/08/post_ab4d.html
 確かに、梅雨明けの後も集中豪雨が多く、梅雨入り直後もしとしと雨というよりも夏の集中豪雨と同じ「降ればどしゃ降り」状態ですから、区別して予報する意味がないという考え方ももっともです。
 韓国の緯度といえば、東日本と同じくらいですから、あちらでもひどい集中豪雨が梅雨そのものよりも相対的に重要になっていることの現われでしょう。

IPCCは第4次報告書の中では、続きを読む
posted by おぐおぐ at 22:39| 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月30日

ハリケーン到来を待ち望む米国南部の干ばつ

 米国の干ばつモニタリング・センター
http://drought.unl.edu/dm/monitor.html
の最近の画像を引っ張ってきました。
 過去12週間のアニメーション画像もあります。米国南部(実際には東南部ですが)の酷い干ばつのど真ん中(真っ赤になっている地域)は過去12週間でほとんど変化がなく、居座っていることが分かります。

 南カリフォルニアのサンタアナ(フェーン現象)でセレブたちを含む50万人に一時避難をしいた森林火災も、干ばつが一因となっていることが分かります。

AFP:US battles epic drought, little relief in sight
http://news.yahoo.com/s/afp/20071027/ts_afp/usdrought_071027181751
ジョージア州アトランタ発の記事。
”The worst hit is the southeastern state of Georgia, that is largely under level four, or "extreme" drought. Officials say this is the worst drought the state has experienced since 1892, if not in history.”
”Forecasters say a major storm could still barrel in from the Atlantic and bring badly-needed rains to the southeastern United States, but point out there is only one month left in the six-month hurricane season.

"With the hardest-hit areas needing more than a foot (30 centimeters) of rain to pull out of drought, this drought is not going away soon," said government forecaster Randy Schechter.”続きを読む
posted by おぐおぐ at 02:16 | TrackBack(0) | 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

今年は異常な暖秋だそうです

ブログ「気象情報・地球温暖化」:今年の異常暖秋はやっぱり地球温暖化の影響!!!
という記事を見ました。

 現役の気象予報士の方が解説をしてくれているブログが今年9月から立ち上がっているんですね。

北半球をぐるっと周回する気団のせいで地域的に暖かい気象条件になっているとか、それが続いているというのではなく、北半球全域が、(おそらくは)北極海の異常高温のせいで暖秋を迎えているということのようです。

地球温暖化による北半球の冬の変化 1881-

も見るとそうとう気象学上の説明は複雑そうですが。

 夏が半年間続く、というのが将来の地球温暖化の予測の中にありましたが、もう今年の時点で5ヶ月くらいには拡大していて、5月から9月までを夏とするのかなと思いました。
そうすると10〜11月が秋なのか、12月までが秋になるのかも知れませんね。冬は1、2月だけでしょうか。続きを読む
posted by おぐおぐ at 09:18 | TrackBack(0) | 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

豪州はもはや干ばつにあらず乾燥気候なり

上のグラフは何のグラフでしょう。
 これはグーグルトレンズを使って、drought(水色), climate change(赤)の二つのキーワードを検索した結果、オーストラリアの順位が一位でした。
そこでさらにオーストラリア国内のグラフを開けてみたものです。(上側がブログ界、下側がマスメディアのグラフです。)
 2004年のデータ収集が始まってから、国内での干ばつがブログ界で根強く議論されてきたこと、しかし昨年秋(スターン報告書の発行のあたりでしょうか)から気候変動と明らかな相関関係でもって干ばつと気候変動の議論がそれぞれ増えていることが分かります。

 そしてまた、オーストラリアでの気候変動についての報道も今年の3回にわたるIPCCの作業部会発表から大きく取り上げられていることも分かります。
(実はglobal warmingはclimate changeよりも多いのですが、2004年ころからすでにブログ界で多用されていて頻度の増加がはっきりしませんでしたのでこちらを使っています。)
 ということで、オーストラリアでは干ばつ問題との関係で温暖化が活発に議論されるようになってきたと言えるかと思います。

 さて、
No more drought: it's a 'permanent dry'
http://www.theage.com.au/news/climate-watch/no-more-drought-its-a-permanent-dry/2007/09/06/1188783415754.html
という記事がありました。
 オーストラリアの水道サービス業界は”私達は干ばつという言葉を避けてこれは新たな現実なんですと言っている”と語っています。

気象局全国気候センターのコクラン氏は”今回の干ばつは終わったのか、いや全然。いつ干ばつが終わるのか予測できない”としています。

”オーストラリアの農地の半分以上、ビクトリア州は全域が干ばつと宣言されており、連邦政府はこれまで18億ドルを拠出してきた。しかし連邦政府の緊急資金はさらに延長される見込み。”

”コクラン博士は、元々今回のラニーニャ現象が干ばつを終焉させることが期待されていたが、これまで海上に降雨が多く本土にまでは届いていないと語った。次のエルニーニョ期は1年半から2年後にやってくるが、それで更に厳しい干ばつが予想されると彼は警告した。”
ということで、何年目の干ばつになるのでしょうか?続きを読む
posted by おぐおぐ at 04:15 | TrackBack(0) | 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

異常気象の経験は人を動かすか

気候変動問題にかかわる欧米の科学者たちによる解説ブログ『real climate』より
New public opinion poll on global warming
http://www.realclimate.org/index.php/archives/2006/08/new-public-opinion-poll-on-global-warming/
という記事がありました。

 ここではゾグビー社による世論調査の結論を紹介して、以下のように分析しています。
”米国人の大半(70%)は地球温暖化が起こりつつあると感じており、同じく大半が過去2年間でよりそれを確信するようになったと言っている。”
”過去のハリケーンや熱波や干ばつといった異常気象に対して地球温暖化が主に、あるいはある程度影響を及ぼしていると考える人も同じく70%ほどいる。
では人々の異常気象経験には気候変動が起こっていることを確信させる力があるのだろうか。この問題に注目を払ってこなかった大衆にとってはおそらくそうなのだろう。”

 そして、人々の心の中での情報に対する感度が変わるのだろうと指摘しています。
 科学者の発信する情報は直接大衆の知識に働きかけることで確信させる効果は少なく、ジャーナリストや政治家への説得用である、とまとめています。

コメント:
 僕もそう思います。あとは、この世論調査の結果が米国の中間選挙でどのように反映されるのか、をウォッチしたいと思います。

そうそう、ハリケーンカトリーナからもうすぐ1年になります。続きを読む
posted by おぐおぐ at 01:27| 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

雨を降らせよ、アマゾンの森に(byトーマス・ラブジョイ)

雨を降らせよ、アマゾンの森に(byトーマス・ラブジョイ)
The Amazon forest: Let it rain
Thomas E. Lovejoy
http://www.iht.com/articles/2006/07/27/opinion/edlovejoy.php
インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に掲載された記事より抄訳して紹介しておきます。
干ばつで干上がるアマゾン河 も参照下さい。

Amazon rainforest 'could become a desert'
http://www.climateark.org/articles/reader.asp?linkid=58635
によると、3年間の連続干ばつでアマゾンの森林の多くが枯れ、巨大な二酸化炭素排出源となるとのことです。今年はアマゾンの干ばつの連続2年目にあたります。

但し、ブログ:Real Climate の科学者たちとしては、
Amazonian Drought
http://www.realclimate.org/index.php/archives/2006/08/amazonian-drought/
の中で、一つ上の3年間の連続干ばつの記事は一部が誇張だと批判しています。



Published: July 27, 2006
−−−−−
 25年前、アマゾンの降雨量の半分はアマゾンの熱帯林からの蒸発由来であることが示された。
当時は漠然と森林生態系の価値を示すものだと思われた。このなにやら深遠なと思われたものが、南米の多く生命の保証となっていることが分かっている。
大気が大西洋からアンデス山脈に向かって動くにつれて、海洋からの水蒸気が雨となって降り注ぎ、樹木からの蒸散と森林の表面からの蒸発となるのがそのメカニズムだ。続きを読む
posted by おぐおぐ at 06:50| 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月04日

2006年熱波その3:米国の状況

2006年熱波その2の続きです。
 ここ2週間以上を掛けて米国内を西から東にゆっくりと熱波が横断していったようで、今日あたりがようやく熱波の終了となったようです。
昨日のテレビニュースでも何局かで報道されていました。

 昨日のNHKBS1の夜の特集では、米国の中間選挙の論点としてガソリン価格の高騰が焦点化されつつありブッシュの失政の象徴とみなされていると紹介されていましたが、ガソリン価格高騰(つまりはピークオイル問題)と並んで熱波と温暖化問題も中間選挙の論点にして欲しいものです。

 熱波それ自体は北半球の偏西風がブロッキング高気圧を引き起こし、それがちょうど欧州と米国を直撃したという解説がなされていますしおそらくそちらが直接の原因なのでしょう。
ですがそれでも人びとの被害として体感する中で温暖化問題が刷り込まれていくという今起っているプロセスの助けを借りなければ温暖化問題の規模は人びとに充分には認識されえないでしょう。

 ニュースの一部だけ中途半端ですが、とりあえずまとめてアップしておきます。続きを読む
posted by おぐおぐ at 08:37| 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月31日

2006年熱波その2:欧州の状況

ニュース短信の続きです。
●欧州の状況
Europe heatwave sparks disruptions
http://go.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=1361862§ion=news&src=rss/uk/worldNews
ドイツでは電力不足で価格が先週の5倍に高騰している。

河川への排出水温を環境基準に抑えるための原発の出力制限も始まっている。

Europeans are sweltering, too ...
http://seattletimes.nwsource.com/html/nationworld/2003155170_euroheat27.html?syndication=rss
ここ2週間での報告された熱波による死者数は欧州全体で40名程度だ。2003年の15000名の死亡者の教訓を受けて、今年はフランスは準備をしていた。パリでは退職した医師が380名参加しお年寄りやホームレスの健康チェックに回った。
ドイツではエルベ川の水運が水位低下で止まり、ポーランドでは国土の9割で山火事への警戒をしている。続きを読む
posted by おぐおぐ at 08:58| 異常気象 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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