2009年01月27日

オバマ大統領就任演説を聞いて

the nef triple crunch blog より。

nef:Obama and the Green New Deal
http://neftriplecrunch.wordpress.com/2009/01/21/obama-and-the-green-new-deal/
 オバマ大統領就任演説のグリーン度を探る、というような中身の記事がありましたので紹介します。
 NEF(新しい経済学財団)は英国のNGOと呼ぶべきかと思います。グリーン・ニューディール提案の元祖の団体でもあります。

−−−
 NEFの本部(ロンドン)では、オバマの就任演説を流している間、みんな活動を止めて聞き入った。「どん欲と無責任さ」「誰もが幸福を最大限に追求する権利を持つ」など新しい経済学に関わる言及をした瞬間、研究者が反応する。
 特に気候変動や環境についての言及は一番多くの反応があった。それらは中心論点ではなかったが、8年間の否定と無視の後、ついにこの問題で前進する用意がある政府を私たちは得たのだ。

 オバマの経済およびエネルギー政策としばしば関連付けて語られてはきたが、「グリーンニューディール」についてオバマのこれまでの発言は寒暖の繰り返しだった。

 当選直後は「30年代の繰り返しをしているとボートがひっくり返る」と語っていた。しかしアメリカのインフラの再建を通じた雇用という公約は間違いなくルーズベルトがしたものだ。
昨日の就任演説の“harness the sun and the winds and the soil to fuel our cars and run our factories”はグリーンニューディールに傾いた発言だ。土壌というのがバイオ燃料ではなくて地熱エネルギーであって欲しいものだが。

 一番揺さぶられたのは、スピーチの最後に今日の現状を、アメリカの父祖の時代と比べた文言だった。

“a small band of patriots huddled by dying campfires on the shores of an icy river”(独立した年の)1776年に「愛国者の小さな集団が凍てつく川沿いの消えかけたたき火に身を寄せ合った。」

 オバマはそこでトーマス・ペインの言葉を引用した。

“Let it be told to the future world…that in the depth of winter, when nothing but hope and virtue could survive…that the city and the country, alarmed at one common danger, came forth to meet [it].”
「将来の世界で語られるようにしよう。希望と美徳以外は何一つ生き残ることができない真冬の日に、共通の危機に瀕した都市と地方はともにそれに立ち向かった。」(日経新聞1/24対訳より)

 今日の「共通の危機」とは実際は一つではなくて気候変動とエネルギー減耗、経済融解の三重の危機なのだが、まさに将来の世界の存在は、今ただちに私たちが行うことに懸かっているのだ。それがよきものであるようにしていこう。

−−−え? あなた自身はどう感じたのか ですって?

 やっぱり指輪物語の映画の最終盤の戦場でアラゴルンがした、奮い立たせる演説が一番ですね。
posted by おぐおぐ at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 温暖化の政治・動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/127880686

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。