2008年07月01日

「温室効果は熱力学第二法則に反するトンデモ論」説

「通りすがり」さんのコメントが熱いので、せっかくですので、記事へと転載させていただいて、これに後日、色をつけた字でコメントを加えていくことにします。
 なお、僕自身はTheorySurgery氏のブログ「The Black Crowes−疑似科学の行方を追跡するブログ−」へのコメント(SGW)の中ですでに趣旨の一部については応えているつもりで、同趣旨のコメントをお返ししましたが、「通りすがり」さんはこの方ではないようです。

 以下はブログ主SGW本人のコメントです。(改)

●通りすがりさんは放射による熱伝達のことを、余り物理的な意味を考えずにイメージしているようです。

★高温・平均15度cの地表から上空ー18度Cの低温に流れたはずの
>{熱}・・放射ではない・・が、放射によって再度高温部の地表
>に流れる・・これは熱の不可逆性(熱力学第二法則・・エントロ
>ピー増大則)にはんすることですね。

1.熱伝導や対流の場合には相手側の温度が影響しますが、放射による熱伝達においては、吸収する相手側の物体の熱平衡や温度条件などにはおかまいなしに赤外線が放出されます。この状況は伝導や対流とは状況が違うのです。
 ある物体からの放射量が、放射光を受ける側の物体の状態(温度)によって変わる、という主張でしたら、それはタダのトンデモ説です。そうではなくて、その低温側の物体の温度が下がると低温側物体から高温側物体へ放射される量が小さくなることから、(この反対向きの放射量と差し引きした)正味での熱の移動量が変わるという主張が正しいです。
「放射・・熱にあらず・・は低い方から高いほうへの熱流もある」ということが放射(ふく射熱伝達)の基本です。
 放射によって低い方から高い方にも熱が流れるという現象は、地球から宇宙空間に放射で熱が逃げる際にも成立しています。(絶対温度2.7Kの黒体に相当する「宇宙背景放射」が地球から観測されていますから、深宇宙からも熱が本当にわずかですが入ってきています。

2.温室効果は単なる吸収放出の方位角問題で語れてしまう話です。
 通りすがりさん、再放射=放射と読み替えていただいて結構です。
 つまりCO2の分子が一旦吸収した赤外線のエネルギーを等方的に(上下方向の2つの半球方向に分けると上下均等に)放射することのうちの下向きの半球分を、CO2の地表方向への再放射と呼んでいるだけのことです。
 んでまあ、吸収量と同じ量を再度ふく射するとしても、上方向の熱流は、温室効果ガスで吸収されなかった場合の半分となります。以前吸収した赤外線の方向についての「記憶」を分子は持っていませんから、宇宙空間(上)方向と地表(下)方向に均等にふく射の熱流は分配されます。
(批判されているような熱力学の第二法則に違反するような恣意的な操作(いわゆるマックスウェルの悪魔)があることを前提としているわけではありません。)

3.さて、真空の宇宙空間に向かって熱を逃がすメカニズムは放射以外にはありません。
 そしてまた大気中の温室効果ガス以外の気体は(赤外線を吸収もしないけれども)放射もしていません。(一部雲を構成する固体、液体が上空部分で可視光の反射&散乱&赤外光の放射&吸収に関わっていますが、ここでは置いておきます。)

 一旦吸収されて分子の運動に変わったエネルギーは、再びCO2すべての温室効果ガスの励起スペクトルの窓からふく射の形で逃げ出す以外に逃げ場はないんだ、ということが重要です。

 一部の懐疑派の人(Theory Surgery氏など)は、温室効果ガスを含む大気が一旦吸収した赤外線のエネルギーをひたすら溜め込む、と考えているようです。(つまり吸収励起した分子運動は周囲のほかのガスとの衝突運動を通じて熱となり消散して蓄えられると)ですがそうではなく、ある波長の赤外線の吸収スペクトルの「窓」にマックスウェルの悪魔が住みついていて、赤外線を吸収し熱に変える一方で、逆にそのスペクトルの赤外光を放出させることがない、なんてことはありえません。
 つまり、上のように考えている一部の懐疑派の人たちこそが、マックスウェルの悪魔がいると想定しており、熱力学の第二法則に違反しているのです。
−−−
GW.jpg

通りすがりさんのコメントはここから。−−−
●Posted by 通りすがり at 2008-06-28 20:40:49
・・・

《論文名》:(注:順番を変えました)
Falsification Of The Atmospheric CO2 Greenhouse Effects Within The Frame Of Physics
Authors: Gerhard Gerlich, Ralf D. Tscheuschner (2007)
(Submitted on 8 Jul 2007 (v1), last revised 11 Sep 2007 (this version, v3))
http://arxiv.org/abs/0707.1161v3

 「二酸化炭素地球温暖化論」というものを固く信じていらっしゃるかたも。「懐疑論」の方もまずこの論文を精読するといいでしょう。

 100ページを超える読みがいのある英文ですが、精読の上、違うと思えば直ちに「反論」し、国際的に論争を挑めばいいのです。

 「二酸化炭素地球温暖化論」の敵は、この一点です。最初に温暖化有りきで、これまで避けてきた部分です。

 論理的にはすでにこの論文に潰されているのです。温室効果による地球温暖化はうその産物です。永久機関です。

 二酸化炭素は関係ない、したがって、エネルギーの使用とは関係ない。もちろん、温室効果というのが本当なら地球上のエネルギー問題は即解決です。エネルギーどうこうというのはうその証拠でもあります。

 まずここから再出発すべきではないでしょうか。(URLからダウンロード可能です。)


(解説)以下に簡単に解説がなされています。
http://feliscatus.blog77.fc2.com/blog-entry-61.html
http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/13/
http://phdsamj.ac.affrc.go.jp/topic/1_1.html


●Posted by 通りすがり at 2008-06-28 22:13:20
「二酸化炭素地球温暖化論」への理論物理学からの反証


「二酸化炭素地球温暖化論」に対して、《CO2温暖化説が間違っている》という「懐疑論」というのがあって前者側からの攻撃が露骨に行われているようです。

ところが、たとえば槌田氏などの論文などは、むしろ枝葉の問題だと思います。

8 Jul 2007 (v1)に、これら「二酸化炭素地球温暖化論」やその「懐疑論」などの混乱を総括するかのように、物理的見地から,もっと基本的かつ重要な以下の論文(114 pages)が出ています。
(注:一番上の論文のことのようです。)

「懐疑論」というのもありますが、これらは「温室効果」まで基本的根底から否定するというものではなく、いわば内輪争い・宗派争いの、枝葉末節的な議論なので、温暖化論者もそういう点では都合よかったのではないのでしょうか。

ところが、下の論文では、そんないい加減な論ではなく、そもそも「二酸化炭素地球温暖化論」の基礎になる「温室効果」〔再放射〕というそのものが間違っている(第一種・第二種永久機関メカニズム)ということから理論物理から詳しく述べられているのです。

「温室効果」(再放射)によるとしている「二酸化炭素地球温暖化論」の存在そのものが、土台から吹き飛んでしまう非常に大きなことでしょう。これまでの不毛ないいかげんな議論に終止符を打つ決定打となるでしょう。

しかも、今まで議論されてこなかった基本的な部分ゆえ、これに「反論」を加えるのは至難の業かとは思われます。(素粒子論を含むすべての物理法則で一番基本的な熱力学第一・第二法則を否定しない限り無理と思われます。)

先へ続く・・(再)

●Posted by 通りすがり at 2008-06-29 08:23:30
SGWさん
こんにちわ

「再放射」というのは、「地球温暖化論」の依拠している根幹の部分ですね。「最初に温暖化ありき」の部分です。

「放射」というのが、トリックになっているのだと思います。!!

放射はどっちにいってもいいんです。ただし、熱が移動するためには、ご承知のように「温度差」が必要なんですね。(熱力学第二法則)

熱・・放射にあらず・・は高いほうから低いほうへ移動し、
つまり内部エネルギーの高いほうから低いほうへ一方的に流れ、決して逆はない(不可逆性・・エントロピー増大の法則)ですね。


ここが第二種永久機関・・地球上では存在できない熱力学第二法則に反するトリックのこと・・ですね

放射というのは、地球上では熱伝導、熱伝達(→対流)、放射の3つのうちのひとつのエネルギー運搬形態のひとつで、「熱」ではないところが誤解の元になっていると思います。実際に必要なのは「熱」ですから。

また、地球の大気中には3つの熱移動形体があって、地球みたいにせいぜい体温程度の物体では、放射はむしっできるくらい小さいですね。放射が全体の熱の移動の半分を占めるのは、だいたい500度cになってからですね。
 (コメント注:地球からの放射を無視してしまえば、地球はゆだってしまいます。なぜなら地球の周りを取り囲む真空中では熱伝導も対流も機能しないからです。)

高温・平均15度cの地表から上空ー18度Cの低温に流れたはずの{熱}・・放射ではない・・が、放射によって再度高温部の地表に流れる・・これは熱の不可逆性(熱力学第二法則・・エントロピー増大則)にはんすることですね。

IPCCは反証すべきだと思います。
これは火山くらいしか地球上にはありませんね。

●Posted by 通りすがり at 2008-06-29 08:35:53
補足しておきますと、「熱」が伝わらなければ、放射も伝わらないということと同じことでもありますね。

人間界では可能なことであっても、自然はそうでないですね。

自然界では、「再」ということはないということですね。

温室効果(再放射)というのは、温室効果ガスというので、
宇宙に逃げる廃熱(高から低へ)を回収(再放射)して「再利用」しようということだと思います。

この「再放射」(低から高へ)や「再利用」(同〕という部分が永久機関の部分ですね。・・×熱の可逆(不可逆性)


●Posted by 通りすがり at 2008-06-29 17:36:41
SGWさま

下にあるように、温暖化というのは、気候変動枠組み条約
にあるのですが、再放射(温室効果)によるとしていて、よく見かけるように、下の図で赤の矢印の可逆の部分(廃熱の利用)によるものとしてるわけです。

http://www.eccj.or.jp/summary/warm.html

論点は、単純化すると、このような「可逆性」は第二種永久機関ということです。

昔、技術者は、廃熱(高から低へ)を再利用(低から高へ)すれば、永久に動き続けるはずということを発見しました。これが典型的な永久機関ですね。(第二種永久機関)

地球温暖化も、エネルギーを加えることなく、廃熱を利用するということ(トリック)だと思います。(第一種永久機関)

(これが、正しいためにには、地表が高空より温度が低い必要がありますね。ただその場合高空へ地表から熱が逃げない、つまりいずれの場合も熱移動ができないということになります。だからこの図のように可逆は実在しないトリックなのですね。)(温度差)


●Posted by 通りすがり at 2008-06-30 20:33:09

SGWさま 「温室効果」の核心・「先に温暖化ありき」で、論じられてこなかった一番重要な核心の部分ですね。

そこで、論点を、きちんと押さえていないといけませんね。

それは、at 2008-06-29 08:23:30で指摘した部分つまり「熱」と「温度差」(熱力学第二法則)です。

「熱流」とありますが、そこで指摘したように、「放射」と「熱」は別物です。一緒くたにできません。

みなこのトリックにかかっているようです。・・ここが、「二酸化炭素地球温暖化」または「温室効果」の間違いとなるポイントなのです。

放射は加熱の能力(エネルギー)はもつが、熱そのものでない。相手に熱が移動しなければ加熱不能なのです。

そのためにはただただひとつ「温度差」によるのです。(熱力学第二法則)

この簡単な、小学生でもわかる法則は、実はものすごく重い
ハードルなのです。

ちょっと考えて見ましょう。以下おしえてください。

「温室効果」の模式図をどう考えていますか?。これは削除すべきものですね。

そしてこれを例に、層のようなものが上空にあるが、模式図にしても、そこは上空どのくらいのところにどのくらいの厚さであるんでしょうね?。

  http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/  

そして重要なことは、そこの「温度」は何度くらいなんでしょうか?。教えていただけますか?。

何十度くらいなのでしょうか?、あるいはマイナス何十度くらいなのでしょうか?。

まず温暖かありきの部分ですが、その結果によって、すぐここで「結論」がでてしまうのです。(ほかの事は関係しません。)

以下に補足したいと思いますが、ここではこの点だけにしたいと思います。



(参考)放射について、分かりやすく説明してあります。
  http://www.fintech.co.jp/hikaributuri.htm
  http://www.jtmcorp.co.jp/yomoyama/07.html
  http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-225.html


●Posted by 通りすがり at 2008-06-30 22:59:54
「二酸化炭素地球温暖化論」by温室効果論=再放射・というのは、わざわざ「熱力学の法則」から逸脱してしまっている(永久機関)のです。

「地球温暖化」というのは、熱と仕事(気象)の話だから、熱力学の基本法則に拠らないでなんとする!。そんなもの何の意味もないことなのです。

 http://www12.plala.or.jp/ksp/formula/physFormula/html/node33.html

熱力学の法則は素粒子論を含む物理学で最も基本的なもの。地球の事をも、適切・明確に説明する唯一のもので自然の摂理なのです。

熱は内部エネルギーの大きさで、それは「熱」(Q)を加えることと、もうひとつ「仕事」(W)がある。(熱力学第一法則)

太陽からの熱は、「地球の表面」つまり地球の「平衡点」・上空5500Mにおいて、−18℃分しか受けていない。

(よく地球温暖化では、「地球の表面」と「地表」がしちゃめちゃで、地表の温度みたいに書かれていて、「温室効果」がなければ人がすむことができない氷の惑星になるとあるが間違い。)

地球には「大気」があるので、大気の重力(引力)がある。
重力によって、「熱力学第一法則」によって、外部からの「仕事」による加熱が加わる。



地上では1013hP(1気圧)の圧力が加わっている。つまり、「断熱圧縮」によって加熱される。

そのため500hP(5500M)における平均温度=地球の平均温度=に対して33℃分の加熱があり、地表では+15℃となる。(ボイル・シャルルの法則)

これは太陽熱によるものでなく、大気(窒素、酸素その他)の質量によるものなので、昼夜に関係しない地球固有の保温効果といえます。(熱力学第一法則参照)

 http://www12.plala.or.jp/ksp/formula/physFormula/html/node33.html


これが「温室効果」とか間違って騒がれている部分です。
もし「温室効果」なるものがあるとすれば、15+33=48℃となる。

これは、観測最高気温を持つイラクのバスラにおける最高温度が地表の平均気温になるというまさに灼熱地獄になって人が生存できない。もちろん「温室効果」というのは自然界に存在できない「永久機関」で言葉だけの世界です。

続く・・

●Posted by 通りすがり at 2008-06-30 23:02:10
地球には熱の偏在が常にあります。「気象現象」というのはそれを平準化する大気の仕事デス。(エントロピー増大の法則)

仕事をするためには「温度差」が必要です・。温度差とは暖気と寒気が並存してその温度の差です。

したがって温暖化すれば、平準化する方向ゆえ、気象現象は緩和されるでしょう。

温度ではなく、「温度差」なのです。温度の大小は関係ないのです。それは熱力学の法則がすべて説明します。温度一本の地球温暖化論では、百害あって一理なしなのです。

日本でも毎年1兆円(20年度は1兆4千億円)が、排出権取引にひそかに血税から支出されているのです。そうすれば「後期高齢者医療」(姨捨医療制度)など必要ないのです。(ちなみに1兆円とは100万人×100万円です。)



まず「熱力学」に戻るべきです。そうすれば「温室効果」「温室効果ガス」なんてものは吹っ飛んでしまうでしょう。

IPCC特に、その主要部分である日本のそれは、まだこの「温室効果」について実証も反証もしていないわけだから、すぐ反証するかあるいは、反省すべきでしょう。改めることに臆すべきでない。

 http://arxiv.org/abs/0707.1161v3


●Posted by 通りすがり at 2008-06-30 23:51:21
よく、懐疑論だ、正統派だとか内紛みたいなことがおこなわれているようです。

正統派とは「熱力学」に従うことであることを強くいいたいですね。

基本的に、気候変動(気候とは平均的な気象)と二酸化炭素を結び付けていますが、これはまちがいでしょう。

気候とは、大気の仕事で、「温度差」だから、そして「平均気温」が上昇することは、「温度差」を緩和することだから。

第一、「温室効果論」というのは、よく検証してみると肝心の「大気」に熱が行かない論だからです。

・ひとつは、大気に熱が移動するためには「熱伝導」がひつ ようなのだが、温室効果論は「放射」しかない。

(実際は、体温程度の地球では、ほとんどが「熱伝導と「熱伝達」(対流)なのだが。)

・もうひおつとして、「温室効果」というのが、模式図で可 逆で、赤いさかさまJの字で書かれてあるように、可逆で す。

可逆とは、下に再放射しないというだけでなく、地表から上にも行けないのです。全部ないということです。(永久機関)

つまり、熱が大気に行かないのです。だから気象(仕事)など起こりようがないのです。

地球温暖化で二酸化炭素削減といいながら、ほとんどが二酸化炭素ではなく「電気の使用」というのも、二酸化炭素をどうこうしても、何も変わらないものだからではないでしょうか。

とにかく、このことはデタラメとしか言いようがないものだということに早くきずくべきです。こんなことで、正統派とか懐疑派とか騒いでいるのはばかげたおかしなことだと思うのです。

それに、サミットの議題が「二酸化炭素」ではどうしようもないことだと思いませんか。以上問題提起です。

−−−引用ここまで


posted by おぐおぐ at 10:59 | TrackBack(0) | 温室効果の理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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