2008年03月08日

アタフタと乱立する政府の審議会・懇談会

 G8洞爺湖サミットの日程は、7月7日から9日の3日間です。
アフリカ諸国を初日に招いてアフリカ支援の特別会合を開くそうです。
2日目にはG8主要国による首脳会議、そして最終日には気候変動問題を討議する拡大会議を行うということで、日本の次期交渉の姿勢をこのサミットまでには決めるつもりでしょう。


 そして、日本政府の中の動きは、内閣官房が開く懇談会、経済産業省の下の研究会、そして環境省の下の検討会とプロジェクトチーム(詳細不明)の計4つのルートで、おなじく国内排出量取引の制度、あるいはその他の制度推進について日本の姿勢を決めようと相次いで3月の5,6,7日に初会合が開かれました。

●首相官房
「地球温暖化問題に関する懇談会」
3/5第一回会合の議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai01/01gijisidai.html

読売3/5:排出量取引の是非議論、地球温暖化懇談会が初会合
> http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080305-OYT1T00329.htm

●環境省
自主参加型国内排出量取引制度検討会(第1回) 議事次第・資料
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/det/seido_conf/01/index.html

「国内排出量取引制度検討会」(第2回)開催案内(ここですでに名前が変わっています)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9404

追記:
同・検討会のページ
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/det/index.html#c09

読売:排出量取引制度の設計、環境省が着手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080306-00000061-yom-soci

産経:日本独自にルール作成 環境省が排出量取引検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000060-san-bus_all

●経産省、産業技術環境局長の研究会
「地球温暖化対応のための経済的手法研究会」について
http://www.meti.go.jp/press/20080229006/kenkyukai.pdf

追記:
地球温暖化対応のための経済的手法研究会(第1回)  配付資料
http://www.meti.go.jp/committee/materials/g80307aj.html

時事通信:地球温暖化対策の研究会初会合=経産省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000002-jijp-bus_all.view-000

 うーむ、この乱立のパターンは、COP3の前にも見たような…。
結局なんにも決められないで、政治のリーダーシップの欠如を世界に曝してしまうんですよね。

 ジョージ・モンビオの本Heatにあった金言を紹介しておきます。
”各国政府は政治的な犠牲を最小限に抑えながら、人間への影響には目をつぶり、このまま何もしない方針をとり続けるだろう。”
 そしてこんな趣旨の文言も。
”英国では政府の政策は、政府が委託した報告書やレビューには含まれていない。実は報告書やレビューを発表することが政府の政策そのものなのである。政府は何かをやっているという印象を作り出しながら、同時に次回のレビューが公開されるまでは何もしないのである。”

 いやー、英国政府は真剣に温暖化対策に取り組んでいると思いますよ。でも日本は?関連情報:
いつもサステナ・ラボの論説は説得力があります。
「本音で議論を」
http://suslab.seesaa.net/article/88678975.html

WWFJapan山岸氏のブログ:「地球環境政治」と「学」の間
排出量取引制度に関する6つの流れ
http://d.hatena.ne.jp/rdaneelolivaw/20080302/1204457950


posted by おぐおぐ at 13:57 | TrackBack(0) | 排出枠/排出権取引 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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