2007年12月12日

アメリカはまだまだ削減の余裕が

 日本の産業界が主張するように本当に乾いたタオルでもう絞っても水がでないのかどうかはさておき、温暖化対策に頑強に抵抗を続けている米国では、当然収穫すべきLow Hanging Fruitsもほったらかしのようです。

WorldChanging:US CO2 reduction: the first 40% is cheap米国のCO2削減:最初の40%は安価
http://www.worldchanging.com/archives/007681.html
という記事がありました。

 この原油高騰のおり、日本にとって一番良いのは大消費国の米国内で行う共同実施(JI)を日本政府が持ちかけることではないでしょうか。ということで、ブッシュ政権に日本から京都議定書への復帰を大っぴらに呼びかけることができるでしょう。

 そしてその米国内のプロジェクトを早急に実行することで米国の石油消費を減らせれば、投機筋に支配された?原油価格を世界的にたちまちの内に引き下げられるでしょう、めでたしめでたし。

ということで、一部紹介しておきます。

追記:日経ビジネスオンラインでも同じ報告書が紹介されています。
地球温暖化対策、本当のコスト
巨額すぎて実現不可能? それとも意外に安上がり?


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 マッキンゼー&Co.社の新たな報告書「 Reducing U.S. Greenhouse Gas Emissions: How Much at What Cost?」は、米国の二酸化炭素排出削減の費用が誰かが主張するような数兆ドルもする高いものではないことを示した。
(要約のpdfはこちら。) 実質的な排出削減には数百億ドルしか費用が掛からず、少なくとも削減の40%は、実際に経済的な節約をもたらすものだという。
 米国は2030年までに大半がすでにある技術で、Bauの排出量から3〜4.5ギガトンを削減できるという。

“削減の80%は今日商用化されている技術で賄える”とマッキンゼー社のJack Stephenson部長は語った。残りの20%はプラグインハイブリッド車やセルロースエタノールなどの現在開発中の技術で賄う。
 この報告書は、緩和の努力には1トンの温室効果ガス排出削減当たり50ドル以下で賄うことが出来、全体でも数百億ドル以下の費用となる。Stevensonによるとこれほどコストが低くなる理由は、米国では現在大量のエネルギーを浪費しており、単純な変更によってこの国をずっと効率的に変えることができるからだという。
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 原文は図表も沢山そろっているようで、Least Cost Planningのグラフがあります。


posted by おぐおぐ at 20:35 | TrackBack(0) | 省エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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