2008年09月02日

政治:コメント部屋その2

・突如辞任した福田首相。
 福田首相は実はゾンビ政治家だった、ということでしょうか。
 前の安倍首相も前の参院選の敗北で命脈が断たれていたことに何ヶ月か気がつかずに突然辞任したわけですが。

 政治家もゾンビ政治家がウヨウヨだし、企業もゾンビ企業が山積み、「第三次石油ショックをおれがどうにかしてやろう」という政治家もいないとなると、そのうちバタバタと倒産が続いて日本のCO2排出削減だけは次第に達成されていくのかも、ですね。
 これぞ、いわゆる見えざる神の手の働きなんでしょうか?>新自由主義経済学派のみなさま

福田首相のキレ土産
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つづく日本政府はようやく2050年に向けた日本としての削減目標を表明しようとしています。 思えば遠くへ来たもんだ〜♪

 さあーてピークオイル時代もあり、「面白き」時代に生きんことを!

 国際交渉に関わる部分は今後も「京都議定書の次のステップは何だろう」で紹介したり資料を登録し続けるつもりです。「温暖化いろいろ」の方は、相互に補完的な情報共有のための仕組みとして活用し続けるつもりです。

・なにか政局になっているときだけこのコメント部屋を更新していますが…。
 ガソリン税の暫定税率の撤廃と、道路特定財源の乱脈無駄遣い問題でカッカ来ている皆さーん、まずは(たとえ本則分だけであっても)ばかばかしいほど重ーい税金を取られていることを認識して、一人一人が自動車を使わないで済ますという、自己防衛の手段、官僚の裏をかく手段を考えてくださいよ。

 それは節約できるガソリンの一滴一滴が温暖化対策「にも」なるんですから。自動車の環境や健康に被害を与えている社会的費用がほかにも実際に支払っている税金分より多いんだという主張もあります。
 そして間近なピークオイル問題もあるのですから、近い将来無理やり見直しを迫られることも目に見えています。

 自分の力で解決策を見つけた方が絶対嬉しいですよ、お早めに。

・福田首相は、ガソリン税が高いというのは環境面からは良いこと、と臨時国会閉会日の記者会見で語りました。とはいえ現状よりも対策が進まないと京都議定書の6%削減すら達成できないわけですから、洞爺湖サミットに向けてもう一声二声、ちゃんと前向きな発言をしてほしいですね。
 道路特定財源はなによりも自動車が使えなくなった場合のバックアップのために地方の公共交通の廃止・廃線を防ぐために用途を振り替えてもらえないでしょうか。
交通権という観点からは、環境自治体会議環境政策研究所の上岡直見氏の意見が多々参考になると思います。

福田首相会見(2)(izaより)
”また、日本のガソリンはアメリカは安いけど、他の先進国に比べるとかなり安い。今現在。そういう状況になる。環境問題を考えた場合、果たしてガソリンは安い方がいいか、下げた方がいいんだということで簡単に進むかどうか。環境対策も考えないといけない。今年は洞爺湖サミットがあるが、日本は、ガソリンが安いということで、果たしてすむものかどうかを考えないといけない。また将来のガソリンが今高いのは一時的である。だからその間、安くしましょうということだけですまない。おそらく。これから原油不足とか原油の高騰とか続くかもしれない。そうなればこういうことはずっと続いていくんだということを考えないといけない。どうしても国会において一つの考えをいただく。その間、政府としては年(度)内の成立に向けて、できるだけの説明をしたい」”
 下側の論点もピークオイル問題をぼんやりと示したものかもしれません。

 一方の小沢民主党代表は、
民主党2008年度定期大会 小沢一郎代表挨拶
―「安定・安心の生活」をつくる―  より
 ”特に、原油の高騰に伴い、ガソリンや軽油の値上がりが国民生活を直撃しております。今こそ、民主党は地方の道路整備財源を確保しながら、ガソリン税の暫定税率を廃止します。それにより、ガソリンをリッター当たり25円値下げするとともに、政府・与党の道路利権を打破し、国民生活と地域社会を活性化させるのであります。”
 としています。
 本当の狙いは解散に追い込むことなんでしょうが、もし、もし福田首相がなりふりかまわず民主党の提案を受け入れる道を選べばどうなるでしょう、暫定税率を撤廃して25円安くできても、代替の道路建設財源は官僚が一般財源の中から用意してしまうおそれが大ですし民主党も反対しないでしょう。与野党の手打ちがあれば環境破壊だけが結果として残ったということになる可能性もあります。

・自民−民主の大連立構想が破綻、小沢民主党代表が辞任後に撤回
 小沢代表が自自公連立当時の夢をもう一度、とすり寄る気配を見せたことは政治への幻滅を生んだと思う。あの時期に小渕政権が一体どんな意義のある政治をしたというのか。

 仮に日本においては政権交代を繰り返す二大政党制が定着しないということに、第一党と第二党の党首の認識が一致したのなら、ただちに選挙制度を小選挙区制から比例代表制に変えて、少数多党間の合従連衡が可能なようにすることが、政治家としての義務ではないか。
 本当に政策論争すべきテーマ(=地球温暖化対策・ピークオイル対策)にこそ政治家は時間を使って欲しい。

さもなくば、国家存亡の時といった緊急時にのみ意義がある大連立をする必要性として、今の原油高騰問題を捉えているのだろうか?
 いずれにしても小沢氏は辞任を撤回し、引き続き次期総選挙での政権交代を目指す路線に移行したようで、まだこれでどうにもならなくなったというほどの絶望感は感じていない。2000年の加藤の乱の後はひどかったことを思い出す。あの頃から政治ドラマを消費する中毒に掛かっている。

・原油価格高騰が続いてくれてありがとう

 そろそろ各企業も、この原油高が一過性のものではないという前提で、「省エネ努力に企業の将来を賭ける」という意思決定をしてくれれば、日本の京都議定書の目標達成に光明が開かれるでしょう。

 いわば炭素税が導入された場合に想定されるアナウンス効果と同様の効果が、ピークオイル論の普及にはあるかと思います。

 温暖化対策を進めたい人は、どんどんピークオイル論を周りのみんなに広めましょう。

 ということで、2008年からの京都議定書第一約束期間入りを目前に控えた今日、本当は日本政府が政治的意思を働かせるべきでしたが、政府がそれをできない代わりに「ピークオイル時代」がやってくれてありがとう。

・月刊誌の「現代」11月号に、田原総一朗氏の筆になる、安倍前政権の「美しい星50」擁護のための裏話紹介の記事があった。
 プハハ、日本の外交コーディネーターは、中国の政治家を口説くために素晴らしい言葉を発明して説得したんだそうな。
ですが「共通だが差異のある責任」という言葉は気候変動枠組条約の条文に書かれている文言ですから〜。

 日本のマスコミのレベルというのはこの程度ですか、残念〜。しかしまあ政府「筋」さんというのはいくらなんでも用語を発明したかのような説明をしちゃあまずいでしょ。

・再び(最後の)石油ショックの対応役に
 今日(9/25)新首相となった福田康夫氏、なんでも過去の石油ショックの際には丸善石油のサラリーマンとして、石油の確保に汗をかいたとか。
第三次石油ショックへの対応役まで回ってきたようで、福田さんもお疲れ様です。

・失われた5年を繰り返すな
 福田新首相は小泉政権時の官房長官でしたが、京都議定書を批准した2002年に、何も国内施策を導入しなかった責任をどう感じているのでしょう。京都議定書の第一約束期間入りをもう来年に控え、当時の無策が悔やまれます。
 そして同じ失敗を繰り返さないためにも、『美しい星50』の目標を公約するに際しては、大胆な上にも大胆な政策導入を同時にするべきです。それこそが第三次石油ショックへの対応策となるでしょう。

・誰が次期首相となるにしても、まずは自民党の総裁選が24日あたりまで尾を引いて組閣もあるというスケジュール上、国連総会の気候変動特別会合には日本からは首相が参加することはできません。
 バンキムン事務総長が国連の最大のテーマが気候変動であり是非にと各国首脳の参加を求めているわけですから、なんらかのメッセージを、衆参両議員から議決して国連に送ることはできないものでしょうか。
「安倍前首相は政権を無責任にも放り出してしまったけれども、彼がかつて提案した「Cool Earth 50」の提案は与野党一致して支持、継承する」という趣旨の国会議決を国連に向けて発表してほしいものです。

・安倍さんは「前」首相となり肩の荷を降ろしましたが、およそ首相の器ではなかったんですね。7月末の参院選での国民の審判が、ようやくオツムにまで届いたことになるのでしょう。
コメント部屋の方にありますが「ゴキブリ」のバナーを張った甲斐がありました。
洞爺湖サミットで恥を世界に晒さずに済んだことだけは有り難いことです。


posted by おぐおぐ at 13:07| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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