2007年08月25日

ハンセンが吠え、レントン、ラプレーが応える

なにか、プロレスの話題のような表題を…。

「不都合な真実」の6メートル海面上昇予測はトンデモ説か?
の続きです。

 昨日のロイター通信でこんな記事が出ていました。
INTERVIEW - Sea Rise Seen Outpacing Forecasts Due To Antarctica
http://www.planetark.org/dailynewsstory.cfm/newsid/43886/story.htm
NORWAY: August 23, 2007
NY ALESUND, Norway - A thaw of Antarctic ice is outpacing predictions by the UN climate panel and could in the worst case drive up world sea levels by 2 metres (6 ft) by 2100, a leading expert said on Wednesday.
英国南極観測隊長を退任するクリス・ラプレーは以下のように語った。
「グリーンランドと南極氷床の流動は加速しており、懸念材料となっている。そのため、IPCC第4次報告書に書かれた40cmというのではなく、2100年までの海面上昇は平均1m程度だろう。」質疑応答では、「1%以下の確率でなら2mに達することもありうるだろう。」と応えた。
クリス・ラプレーは2005年の英国の研究報告書(エクセター会議報告本「危険な気候変動を避ける」を参照)の中でも発言をしていた研究者です。

 表題がちょっと紛らわしいですが、ハンセンが「吠え」たのはこの質疑応答の中ではなくて、前の記事の中でという意味です。

詳細は後日。

後日記:
ラプレーの発言の前の13日に、ここで、同じ英国のTim Lenton教授(イーストアングリア大学)も同様の発言をしていたようです。各紙で取り上げていたのに読んでいませんでした。
Greenland ice cap meltdown to cause 22ft floods
http://www.newkerala.com/july.php?action=fullnews&id=54200
300年でグリーンランドの氷は完全に溶け、22フィート上昇するだろう。

'World on the edge' as risk looms of ice sheet collapse
http://thescotsman.scotsman.com/international.cfm?id=1294172007

Deniers Jump on NASA Gaff, While Greenland on Verge of Meltdown
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=38919

Scientists warn on climate tipping points
http://www.guardian.co.uk/environment/2007/aug/16/climatechange.greenland

レントン教授本人によるティッピングポイントについての解説もありました。8/30に更新されているので現在の見解だと思われます。

この情報があったことを前提とすると、ラプレー氏の方は100年間ではそれほどひどいことにはならないだろう、とレントン氏の発言を打ち消す意向でしゃべったのかもしれませんね。


posted by おぐおぐ at 00:51 | TrackBack(0) | 気候カタストロフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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