2007年02月01日

「温暖化の結果CO2増加が起こっている説」では説明できない現実その3

その2よりのつづき

140y.JPG

2.過去140年間のうち、1940年代から70年代のデータ異常

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/fig1.htm
のグラフの(a)は100年間の全球平均気温観測データを示しています。これと、

大気中CO2の濃度は全国地球温暖化防止活動推進センターの図表
http://www.jccca.org/content/view/1034/775/
の二つを貰っておいて、横軸の年代を合わせたものをこの記事の一番上に示しておきましょう。

 1940年代から70年代というのは地球の平均気温が下がった期間として知られていますが、この期間中、特に(直接・継続してCO2濃度が観測され始めた)60年代から70年代半ばに掛けては、地球平均気温はむしろ下がっているにも関わらず、ずっと大気中のCO2濃度は単調にあがり続けています。
槌田・温暖化駆動CO2説では海水温度が上がってはいないはずのこの時期の説明がまるでできていません。

「正統」派説では
 40年から70年の気温低下はCO2温暖化説では別のメカニズムでもって説明しているわけで、気温が低下する時期があることはなんの支障もありません。

 しかし槌田の元々気温がCO2をドライブする説だと、気温低下時にCO2が増加するメカニズムは??ありえません。

a.苦しい弁明として、全球平均気温というよりは、海洋の地域的なパターンにより大きな影響を受けるので、この40年から70年の気温低下時もたまたま海洋に限っては単調に海水温が上昇していた時期だったのだ、という論もありうるかもしれません。


b.ここでも、観測データ自体がでたらめだ、批判を振り回す懐疑派の人も出てくるでしょう。

c.その他 思いつきませんがもう一つくらいあるでしょうか?なにか考えがありましたらお示し下さい。


 槌田・温暖化駆動CO2説の中では元々、数ヶ月から1年程度の遅れで気温の変化にCO2濃度が追従するという主張をしていたわけですから、20世紀前半の気温上昇が遅れてやっと60年頃から現れている、というような、40年以上も反応が遅れて起こっているのだという説も論理が破綻します。


 まあ、a.の弁明が成立するものと仮に想定しておきましょう。


つづく
posted by おぐおぐ at 14:40| 温暖化懐疑派・否定論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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