2006年08月19日

平均気温3℃上昇で森林の6割が消滅

World's forests may have less than 100 years to live
http://www.smh.com.au/articles/2006/08/15/1155407810559.html
英ブリストル大のMarko Scholzeはこれまである52の温暖化シミュレーション結果を2100年時点での気温上昇の程度(2℃以下、2-3℃、3℃以上)に基づいて区分し、世界の植生に与える影響を評価した。
2℃の変化により世界の森林の30%が失われ、その率は3℃以上では60%に達すると彼は言う。
また、干ばつと森林火災や洪水が、それぞれの地域によって増加するとのこと。
森林が失われることは陸上生態系が正味の炭素吸収源ではなくなることを意味し更に温暖化を加速するが、このティッピングポイントは今世紀半ばに起るだろうと彼は言う。

Global warming 'will cause more forest fires, droughts and floods'
http://news.independent.co.uk/environment/article1219257.ece

Rising temperatures spell fire, drought and forest loss
http://www.scidev.net/content/news/eng/rising-temperatures-spell-fire-drought-and-forest-loss.cfm
 この研究は今週の全米科学アカデミー紀要会報に掲載された。
Reference: Proceedings of the National Academy of Sciences doi 10.1071/pnas.0601816103 (2006)
この研究は政策決定者が何度の昇温が「危険なレベル」を意味するかを判断するのを助けるために行われた。

More Fires, Droughts And Floods Predicted
http://www.sciencedaily.com/releases/2006/08/060816083231.htm

コメント:果たして定性的連続的な変化がティッピングポイントを構成しうるのかどうかはよく分かりませんが、タイプTの変化(回避すべき被害についての最近のまとめを参照のこと)でもティッピングポイントを認識すべきという考え方なんでしょう。


posted by おぐおぐ at 13:23| 気候カタストロフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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