2006年07月28日

世界各国ではどんな再生可能エネルギーに熱い視線を送っているか

Google Trends でキーワードが使われている頻度を調べてみました。

傾向と対策/search and mitigate. その1 by『南十字星通信』 を参照下さい。

上のグラフは、
上側は各地域のHPの中で、下側はオンラインのニュースの中で、過去2年半ほどの間にある用語が使われた頻度を時系列のグラフにしたものです。
各々の折れ線は、それぞれ、水色=geothermal 赤=biomass オレンジ=solar water 緑=wind turbine 青=solar cellという用語を示しています。

 また個別のキーワードごとに言葉が使われたトレンドやニュースとなった件数、都市別、国別、言語別のシェアが分かります。
やってみると意外な結果が…。・Geothermal(地熱)
 国別ではフィリピン、インドネシア、アイルランド、ニュージーランドとなっています。言語はタガログ語、インドネシア語だそうです。

・biomass(バイオマス)
 国別ではインド、マレーシア、フィリピンと続きますが、都市別では上位四位がすべてインド国内です。

・Solar water(太陽(熱)温水(器)) 
(この用語がポピュラーかどうかは知りませんが)
 国では、ニュージーランド、オーストラリア、南ア、インドが続き、言語では英語が大半で2位に中国語が入っています。

・Wind Turbine(風力タービン)
 国別ではアイルランド、ニュージーランド、英国の順です。

・Solar Cell(太陽電池)
 国別ではインドネシアがトップで、タイ、韓国、インドと続きます。
 使用言語も英語ではなく、それぞれの母国語です。

・biofuel(バイオ燃料)この語は最も最近の伸びが大きいですね。
 インドネシア語がダントツ、英語、スウェーデン語
 国ではマレーシア、アイルランド、インド、インドネシアと続きます。

・wood pellet(木質ペレット)
 アイルランドがダントツで、時期的にも昨年秋に大ブレイクしたようで、米国の諸都市がそれに続きます。ペレットストーブはイタリア製ばかりだと思っていましたが…。

・Hydropower(水力発電)
 都市ではカトマンズ(ネパール)が圧倒的です。
 言語でもネパール語が圧倒的です。

・Wave energy(波力エネルギー)
 国別では、アイルランド、オーストラリア、南ア、英国
都市では、英国やオーストラリア、カナダの都市が目立ちます。言語別ではデンマーク語ポルトガル語など欧州の各国語が入っています。

・tidal energy(潮力エネルギー)
 インド、フィリピン、オーストラリア、英国
言語はほぼ英語ばかりですね。先進国型の開発過程なのでしょう。


 このようにローカルな特色がいろいろありそうで、驚くべき多様な発展が各技術毎に広がりつつあるのではないかと思う次第です。それらの大半を日本にいる私たちはほとんどつかみきれていないのでしょう。

さてさて、最もショッキングなことは、JapanもJapaneseも、日本の都市名も出てこないことですね。
わずかにbiomassの言語として日本語が10位に入っているだけです。
アブラ上の楼閣にアグラをかいている日本人の姿がよくあらわれているということでしょうか。

参考までに、
上のグラフのメジャー5種
水色=geothermal 赤=biomass オレンジ=solar water 緑=wind turbine 青=solar cell

に対抗すべく、マイナー5種
水色=biofuel 赤=wood pellet オレンジ=hydropower 緑=wave energy 青=tidal energy
のグラフを以下に並べておきます。
マイナー5種
posted by おぐおぐ at 22:51| 再生可能エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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