2005年12月07日

北極の海氷の減少

北極圏の温暖化4題噺
で紹介した内容の続きです。

ロイター電:Arctic feels the heat from climate change「北極は気候変動の熱を感じる」
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 カナダの砕氷観測船アムンゼンに乗っている研究者ルイ・フォルティェは、「2004年まで私たちは、(北極の海氷の減少は)線型的だと思っていた、しかし、2004年には加速の兆候が見られ、2005年には記録的な現象となっている。驚くべきことだ。」と、モントリオール気候変動会議の会議場近くの船のドックで語った。
 また彼は、5年前のコンピュータモデルでの予測では、北極海は2070年までに夏期に氷がなくなるとされたが、それが2050年になり、今ではいくつかの研究では2015年から17年にそうなりそうだ、と語った。 欧州とアジアを結ぶ北極航路が海運のために新たに開かれ、大きな環境影響を沿岸地域に及ぼすことになる。温暖化により北極の生物は、動物園や遺伝子バンクにのみ残ることになるだろう。
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 これがなんのしきいとなりうる年なのかはわかりませんが、2017年というような近い未来が示されるのは初めてではないでしょうか。
 もしかりに、海氷が融けるのに正のフィードバックが起こり初めているせいで加速しているのだとすると、それを押さえ込むためには負のフィードバックループを(人為的つまり、)社会的に作らなければならず、その1年1年の対応の反応速度が重要になってきます。激変する状況での国際的な意思決定をする能力こそが最も希少な資源である、という状況になっているのかもしれません。


posted by おぐおぐ at 16:35| 気候カタストロフィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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