2005年09月10日

「ニューオーリンズの破壊」by Mark Lynas

The destruction of New Orleans
from Mark 2nd September, 2005
http://www.marklynas.org/ より

 マーク・ライナスのブログの「ニューオーリンズの破壊」から一部抜粋仮訳して紹介します。

 <i>とにかく救援の遅れには驚いた。新しい小説の中ではニューオーリンズの破壊は2040年頃のことにしていたんだけど、一晩でまるで崩壊途上の第三世界のようになってしまった。
 数十年先じゃなくて一週間で石油の枯渇と気候ショックに陥り、思わず笑っちゃったけど、ブッシュ大統領がなんとガソリンの消費を節約するように呼びかけてるじゃないか。 一番こたえたのは、食糧と水が希少価値になり、警察が逃げ出すにつれて、文明の飾りがなんてたやすく剥がれ、銃が通常の暮らしを追い払うようになるのかということだ。

まさに食糧を蓄えれば自分は気候の危機にも生き延びられるはずだと考えるサバイバーたちは、結局は持たざる者から命をも脅かされる羽目になるのだ。

 今後、嵐はますます強くなり、海面はますます上昇し続け、洪水も激しくなるのに、そして土地自体も沈み続けるのに、古き良きニューオーリンズは果たして再建できるだろうか。

 堤防は再建できても、50万人の人々は海面下の街で住み続けて本当に幸せになれるだろうか。ツバルやポルトガルと同じく、ニューオーリンズは地球温暖化戦争の一つの最前線となった。

 地球温暖化では外国人が死ぬだけじゃないんだ、自分達の問題なんだということがとうとうホワイトハウスに伝わったことを望みたい。</i>


posted by おぐおぐ at 14:14| ハリケーン・台風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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