2005年07月25日

「温暖化の発見とは何か」本の紹介

この本は一般的な「温暖化の科学」論争に際しては真っ先に参照されるべき本でしょう。
 IPCC第三次報告書の時点までを科学史にしてしまう、という野心的な目標をなかなかみごとに描ききっているように思います。
著者はアメリカ物理学協会の物理学史センター所長です。

帯より「「気候変化の科学における最重要論文のうちほぼ1000編の中で点と点をつなぐことを試みた」。地球温暖化の科学を公平な視点で要約した、信頼できる科学史。」
「気候変化は一つの物語ではなく、並行して進むたくさんの物語であり、その物語どうしが時折つながっているだけだ。本書は、それらを人為的に一つの全体像にまとめ上げたものである。」


 本の中に書ききれなかったことを補足するための以下のホームページに本の中身の3倍以上の資料が含まれているとのことです。
http://www.aip.org/history/climate/
 
温暖化の“発見”とは何か(著)スペンサー・R. ワート,Spencer R. Weart,増田 耕一,熊井 ひろ美

温暖化の“発見”とは何か出版社/メーカー:みすず書房
価格:¥ 2,940
ISBN/ASIN:4622071347
Rating:ZERO

【著  者】スペンサー・R・ワート
【発  行】みすず書房
【発行年月】2005年3月15日
【ページ数】262
【判  型】
【定  価】2800円+税
【ISBN】ISBN4-622-07134-7
【種  別】学術
【分  野】地球温暖化
【検索キー】科学史、温暖化、気候変化
【目  次】
 序文
 第一章 気候はいかにして変わりうるのか?
 第二章 可能性を発見
 第三章 微妙なシステム
 第四章 目に見える脅威
 第五章 大衆への警告
 第六章 気まぐれな獣
 第七章 政治の世界へ入り込む
 第八章 発見の立証
 本文を振り返って
 年表(過去の画期的出来事)
 解説
 原注
 参考文献
 索引

後日注:
訳者の増田耕一氏の読書ノート には温暖化関連の各種の本の書評が掲載されており、役に立ちます。
posted by おぐおぐ at 01:47| 温暖化の科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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